2023/04/20 20:38
こんにちはSecretly... storeです。
最近暖かい日が多くなってきて春服1枚で出かける日も増えてきましたね。
本日は今週入荷の古着について、可愛いポイントなどぎゅぎゅっとご紹介していきます。
店主、ブリットポップという1980年代から1990年代に流行した音楽のジャンルが好きで、その時代のカルチャーやファッションにも関心があるのですが、今回の入荷古着もそんなカルチャーに感化されてピックしたものばかりです。
ブリットポップについては過去のブログで語っておりますので、読んでみてください(ブラーについてのブログ、BASEのバグがあった日と重なり投稿できていなかったこと先ほど知りました...後日改めて投稿します。)
まず1着目
「ハリントンジャケット」
こちらのアイテムはよくブラーのデーモンアルバーンが着用しており、本人のことを検索するとこのジャケットを着用している写真がたくさん出てくると思います。
元はスポーツウェアのこのジャケット。アーティストといえば「スーツなどキラキラでビシッと決めたファッション」が多かった中、スポーツウェアまでもファッションに取り入れるなど、ラフで、自分が好きなものを自由な着こなしをしていた彼らに、若者が共感し話題になり、出来上がったジャンルがブリットポップファッションなんです。
古着は貧乏人が着るものなんてイメージも払拭してくれたジャンルの一つとも言えますね。
SNSが普及していない昔に若者に広がっていきジャンルとして確立される。本当にすごいことだと思うんです。
そんな彼が着ていたことで、今でも好きな人が多いアイテムの1つです。
スポーツウェアだったこともあり、機能性が抜群。今回入荷のハリントンジャケットは今では珍しい「USA製」そこにも注目して欲しいです。
1:ラグランスリーブ
ラグランスリーブのおかげで肩周りの嵩張りがなく、可動域が広いことで、着心地が抜群。
2:ドッグイヤーカラー
スタンドカラーではなく、ドッグイヤーカラーこれは立てても着れるし、寝かせても着れるという意味なのですが、本来は風をしのぐために作られていますが、ファッションとしては2パターンの着こなしができると言うことです。
雰囲気を変えて楽しむこともできます。
3:アンブレラカット
バックスタイルにあるアンブレラカット。本来は雨が腰回りにかからないように作られたものですが、このデザインが何ともかっこいい。現代の服でよくあるまっすぐな形ではなく、アーチ状の形が古着らしくて良い。前から見ても後ろから見ても惚れ惚れする作りです。
ハリントンジャケットは実はオアシスのリアムギャラガーも着用していました。
彼はジャケットは上までびしっと締めるスタイルが多かったのですが、この着方もかっこいいです。
2つ目のアイテムは
「ネイビーのオーバーサイズのブルゾン」
こちらはオアシスのリアムギャラガーが良く着用していました。ブルゾンで括るよりも、彼はネイビーカラー、そしてオーバーなサイズ感のアイテムを好んでよく着ていましたね。
このジャケットも細かいディテールが最高。
まず全体的なシルエット。綺麗なボックスシルエットで身幅が広めなつくりなので、着用時のシルエットも綺麗。上にボリュームが出ることで脚が長く見える効果があるのもボックスシルエットのいいところ。
そしてラグランスリーブにアンブレラカット。
店主この形好きすぎやろ!と思うかもしれないのですが、本当にどの方向から見ても完璧なこの形、皆さんに着ていただきたいのです。着たら分かる。最高なやつです。また着画は近々載せますのでお待ちを。
とにかくこれ着ておけばおしゃれに見えちゃうジャケットです。
古着Tに合わせて是非。
アノラックパーカー
こちらのアイテムは、ザストーンローゼズというバンドがよく着用していました。
このバンドもかなりラフなスタイルが印象的。
というか、現代のスタイルに近しいものを感じます。サイズ感やアイテム。1980年代からのバンドですが、現在の日本のファッションに通ずるものが多く、調べると面白いですよ。
そんな彼らも、スポーツアイテムを積極的にファッションに取り入れていました。
アノラックパーカーに中には柄の入ったTシャツ。シンプルなアイテムも、組み合わせしだいでポップな着こなしに。
今回はGAPのものをピックしました。
ホワイトカラーではなく、きなりカラーなところが、他のカジュアルなアイテム例えばデニムや、カーゴパンツなどと組み合わせても浮かない。
そして、細かいですが、ジップ部分がブルーカラーのパラシュートコードなところも良い。
これがあるのと無いのとでは全然見え方が違うんですよ。
また裾部分など締まりがあるところは紐で調整もでき、メリハリを付けることができるので、自分の体型に合ったシルエットを作り出せます。
長くなってしまいましたが、服も、さまざまな背景を知るとさらに面白くなります。
春服、楽しんでいきましょう!